北陸の冬
は、凍えるよね、やっぱり
最近、何か詩また書けるようなってきた
高1の時はさっぱりだったけど
4つとも冬ものですね
明日はセンター
先輩には頑張って欲しい!!
俺風邪菌持ってそうだから、
移さなかったことを祈る
Rain dog
白けた公園の一角 段ボールに仔犬が一匹
「もらって下さい」と丁寧な貼り紙
息子は飼いたいと駄々をこねる
育てるのは大変なんだよと
説得する僕を 仔犬は見つめている
夕方には予報通り ぽつりぽつりと 雨が降りだす
不意に襲った衝動 カサを手にして 飛び出した
Rain Rain 君の名前だ 御礼は息子に云うんだよ
Pain Pain 傷ついた体で 必死に生きた君の勝ちだ
この温かい家で 幸せに育ちなさい
しつけとか 散歩とか予想以上に大変だ
最初こそ息子も手伝ってくれたけれど
最近は出勤前の僕の日課
君のお陰で健康的な生活を送っている
息子が成長するにつれて 君も大きくなっていった
子どもが二人いるようで 拾って良かったと心から思う
Rain Rain 君はもう立派な家族 あれから三年経ったけれど
Line Line 繋ぎとめた命は しっかり意味を持った
この小さな家を 幸せにしている
Rain Rain 大きな体で 時に息子を守ってくれ
捨てた飼い主を見返すくらいに 強くたくましく
Rain Rain 君の名前だ 小さな箱の中で震えながらも
Pain Pain 諦めずに 必死に生きた君の勝ちだ
この温かい家で 幸せに君は育った
凍れる都市
僕の意志を無視して 脚がすくむ
凍れるurban labyrinth 此の無機質な世界に行く宛はない
公共の福祉がどうとかで 立ち退きを余儀なくされる
温かみある街は 過去の産物に成り果てた
寒空に立つビルディングが 僕らを見下す
眼は光を失い
冷えきった体温
慰めも同情も 所詮他人事に過ぎない
壊死した指は使いものにならないと
削ぐように あの日僕は追放された
誰かの恣意を通して 物事が決まる
貼り紙だらけのシャッター街 閉ざされた心は全く開かない
幸せの定義がどうとかで テレビの中で議論している
空想で充たしたところで還元されない
問題ばかりが 僕らの前に山積する
途方に暮れて
冷えきった感情
夢も幻も無常の音を響かせる
もう少しだけ僕に勇気があったらと
恨むように あの日の自分を思い出す
冬にも馴れて
冷えきった身体
身も心もボロボロに崩れ出す
足手まといなら御免だと
断つように あの日僕は追放された
ながめ
short movieを見ているような
奇妙な感覚が僕を襲った
大好きな君がアイツに告白している
口を開けたまま 何も云えなくて
そのまま僕は
逃げるように立ち去ったんだ
伝える言葉伝えずに
内に秘めたまま後悔するくらいなら
しっかり気持ち 届けておきたかったよ
もうずっと 誰よりも
君のことが好きなのに
short movieなら いっそのこと良かったのに
いくら待っても
君とアイツの物語は終わらなくて
僕はお客さんのように
眺めることしか出来なかった
降り続く雨の中 壊れた傘は頼んなくて
濡れて帰ろうか
涙を隠して
もうきっと 君よりも
誰かを愛せはしないのだから
あいた痛み
僕のとなりで笑いかけてくれた彼女は もういない
冷たい手を握りしめて 頬を染めた二人は もういないんだ
ぽっかりとあいた この胸に 寂しさだけが突き抜けるよ
君も僕も願ってはいなかったはずだよね
このバイバイの結末
あの日勇気をくれた青空は 雪を降らせて北陸の冬は凍える
歩いていると自動車は我が物顔で 僕のズボンを濡らすのさ
ゆっくりと忘れてゆく この胸が どうしても許せない
あれだけ好きで 君なしじゃ生きていけないと思っていたのに
いつからか どこか遠いところにいる気がしていた
傍にいるはずなのに 僕のとなりにいないみたい
徐々にあいた心の距離は 近づかなくて
ぽっかりとあいた この胸を 寂しさばかりが貫いていくよ
君も僕も願ってはいなかったはずなのに
このバイバイの結末
会いたいよ もう一度
最近、何か詩また書けるようなってきた
高1の時はさっぱりだったけど
4つとも冬ものですね
明日はセンター
先輩には頑張って欲しい!!
俺風邪菌持ってそうだから、
移さなかったことを祈る
Rain dog
白けた公園の一角 段ボールに仔犬が一匹
「もらって下さい」と丁寧な貼り紙
息子は飼いたいと駄々をこねる
育てるのは大変なんだよと
説得する僕を 仔犬は見つめている
夕方には予報通り ぽつりぽつりと 雨が降りだす
不意に襲った衝動 カサを手にして 飛び出した
Rain Rain 君の名前だ 御礼は息子に云うんだよ
Pain Pain 傷ついた体で 必死に生きた君の勝ちだ
この温かい家で 幸せに育ちなさい
しつけとか 散歩とか予想以上に大変だ
最初こそ息子も手伝ってくれたけれど
最近は出勤前の僕の日課
君のお陰で健康的な生活を送っている
息子が成長するにつれて 君も大きくなっていった
子どもが二人いるようで 拾って良かったと心から思う
Rain Rain 君はもう立派な家族 あれから三年経ったけれど
Line Line 繋ぎとめた命は しっかり意味を持った
この小さな家を 幸せにしている
Rain Rain 大きな体で 時に息子を守ってくれ
捨てた飼い主を見返すくらいに 強くたくましく
Rain Rain 君の名前だ 小さな箱の中で震えながらも
Pain Pain 諦めずに 必死に生きた君の勝ちだ
この温かい家で 幸せに君は育った
凍れる都市
僕の意志を無視して 脚がすくむ
凍れるurban labyrinth 此の無機質な世界に行く宛はない
公共の福祉がどうとかで 立ち退きを余儀なくされる
温かみある街は 過去の産物に成り果てた
寒空に立つビルディングが 僕らを見下す
眼は光を失い
冷えきった体温
慰めも同情も 所詮他人事に過ぎない
壊死した指は使いものにならないと
削ぐように あの日僕は追放された
誰かの恣意を通して 物事が決まる
貼り紙だらけのシャッター街 閉ざされた心は全く開かない
幸せの定義がどうとかで テレビの中で議論している
空想で充たしたところで還元されない
問題ばかりが 僕らの前に山積する
途方に暮れて
冷えきった感情
夢も幻も無常の音を響かせる
もう少しだけ僕に勇気があったらと
恨むように あの日の自分を思い出す
冬にも馴れて
冷えきった身体
身も心もボロボロに崩れ出す
足手まといなら御免だと
断つように あの日僕は追放された
ながめ
short movieを見ているような
奇妙な感覚が僕を襲った
大好きな君がアイツに告白している
口を開けたまま 何も云えなくて
そのまま僕は
逃げるように立ち去ったんだ
伝える言葉伝えずに
内に秘めたまま後悔するくらいなら
しっかり気持ち 届けておきたかったよ
もうずっと 誰よりも
君のことが好きなのに
short movieなら いっそのこと良かったのに
いくら待っても
君とアイツの物語は終わらなくて
僕はお客さんのように
眺めることしか出来なかった
降り続く雨の中 壊れた傘は頼んなくて
濡れて帰ろうか
涙を隠して
もうきっと 君よりも
誰かを愛せはしないのだから
あいた痛み
僕のとなりで笑いかけてくれた彼女は もういない
冷たい手を握りしめて 頬を染めた二人は もういないんだ
ぽっかりとあいた この胸に 寂しさだけが突き抜けるよ
君も僕も願ってはいなかったはずだよね
このバイバイの結末
あの日勇気をくれた青空は 雪を降らせて北陸の冬は凍える
歩いていると自動車は我が物顔で 僕のズボンを濡らすのさ
ゆっくりと忘れてゆく この胸が どうしても許せない
あれだけ好きで 君なしじゃ生きていけないと思っていたのに
いつからか どこか遠いところにいる気がしていた
傍にいるはずなのに 僕のとなりにいないみたい
徐々にあいた心の距離は 近づかなくて
ぽっかりとあいた この胸を 寂しさばかりが貫いていくよ
君も僕も願ってはいなかったはずなのに
このバイバイの結末
会いたいよ もう一度
by tatsuya-at-ig | 2011-01-14 21:02 | 詩